みなさん、こんにちは。
前回投稿した”環境編”で勉強の準備ができたと思うので、今回は勉強方法について書いていこうと思います。
前回も言いましたが、人によっては、合う・合わないがあると思うので、気になった方は「試してみようかな?」くらいの軽い気持ちで読んでください。
”今の”ワシにはこの方法が適しておったが、未来のワシには合わないこともある。変化を恐れず試してみることが大事じゃ
勉強時間の記録
みなさんはどのようにして「自分は勉強してきた」と自覚していますか?
過去問を〇周した・ノートを×冊使い切った・など色々な方法があると思いますが、私は勉強時間をアプリで記録して自覚しています。
時間管理をすることで、昨日は5分しかできなかったから今日はもう少し頑張ろうとか、気が付いたら合計10時間になった!などモチベーションアップにつながりました。
あとは、スマホでSNSとかを見てしまいそうになった時に勉強時間アプリのアイコンが目に入ると「そんなことしてる場合じゃないな」とサボりたい衝動を抑える効果もありました。
アプリだと試験会場や学校に向かう時でも確認できるからのぅ
これだけやったから大丈夫!と自信を持って臨めるのじゃ
私は「勉強時間記録帳」というアプリを使用していました。教科ごとの集計や毎日の勉強時間を棒グラフで表示してくれるなど見やすくモチベーションアップにつながりました。
今は多くの勉強時間記録アプリが出ていますので、自分が使いやすくモチベーションアップできるようなものを試してみてください。
インプット
みなさんに質問なのですが、「勉強をした」とはどのような状態だと思いますか?
私は、「記憶したものを自在に引き出せて伝えられること」と思っています。
このように勉強はインプットとアウトプットの2つを行わないと定着しないです。
この比率は
インプット 3:アウトプット 7
が記憶をもっとも効率化すると言われています。
記憶効率を上げる黄金比は「3:7」だ。勉強に脳科学を取り入れるべし。
STUDY HACKER
例えば試験まで後100日だとしたら、インプットを30日、アウトプットを70日ぐらい費やすイメージです。
ただ、これは比率の話なのでインプットを先に終わらせてから、アウトプットに移らねばならないということではないです。
30分の勉強ならインプット10分・アウトプット20分など、自分の勉強時間に合わせて大まかに「3:7」になるよう調整すれば大丈夫です。
次に私のインプット法を書いていきます。
ポモドーロ法
ポモドーロ・テクニックとも呼ばれるもので、集中と短時間休憩を1セットとした時間管理術です。一般的には25分の作業と5分の休憩で1セットとします。そして4~5セットをこなしたら15分~30分の休憩をとります。
生産性がグングン上がる!「ポモドーロ・テクニック」って知ってる?
リクナビNEXTジャーナル
私は学生時代の授業で、飽きて時計を見ると大体開始から25分経過していました。当時はポモドーロ法なんてものは知らなかったので、私の集中力の限界は30分未満だと勝手に思い込んでいました。
しかし、この方法を知ったときに「25分で飽きても5分休めば、また25分集中できる」と思い、自分にピッタリな方法だ!とすぐに取り入れました。
それまでは飽きたらダラダラ授業を聞いておったが、90分の授業だと25分集中:5分ダラダラ×3回と上手くメリハリをつけれるのじゃ
次に具体的な方法を紹介します。これは私の方法なので、みなさんは自由にアレンジしてみてください。
用意するものは、スマホとタイマーの2つです。
1.スマホをサイレントモードにして、勉強記録アプリをスタートさせ画面は伏せる
2.タイマーを25分に設定して勉強をスタートする
3.タイマーが鳴ったら5分休憩
~解説~
1.着信や通知が勉強中に来るとソワソワしてしまいます。勉強に集中しつつ、受信しても気が付かないサイレントモードをお勧めします。受信時に画面が点灯するので画面は伏せると良いです。
2.私は100均のタイマーを使用していますが、「ポモドーロタイマー」と検索すると、専用の面白いタイマーが発売されています。タイマーにしては少し高価ですが、モチベーションアップにはいいかもしれません。
3.タイマーが鳴りましたら、5分にセットして机から離れましょう。~環境編~でも書きましたが、少し部屋を歩いたり、スクワットなど軽く体を動かしましょう。
大事なポイントは2つあります。
・休憩中でもアプリは止めない(スマホを触らない)
5分の休憩時でもアプリは動かしましょう。ポモドーロ法は25:5で1セットなので休憩も勉強時間です。
実体験じゃが…5分の休憩時にアプリを止めるとそのまま着信や通知の確認をして勉強に戻れなくなるのじゃ…
・タイマーが鳴る前に飽きたら、休憩してしまう
必ずしも25分間集中できるわけではありません。もし5分とか10分でも、飽きたなと思ったら、5分の休憩に入ってしまいましょう。休憩時間に気持ちをリセットして次の25分を集中しましょう。
やる気のない時や気分が乗らない時は必ずあるわい
無理はせず、今日も勉強をした自分をホメてやるのじゃ
アウトプット
アウトプットは記憶した内容を自在に引き出して伝えることです。
せっかく記憶した内容でも、試験の時に思い出せない・書けないでは勉強をしていないと同義となってしまうのです。
次に私のアウトプット法を書いていきます。
資格では過去問 ~短期記憶に強い~
資格試験や入試など過去問がある場合は、過去問を解いてみることが重要です。
過去問は、その名の通り過去に出た問題です。経験上、試験問題の7~8割くらいは過去問とほぼ同じ、残りは新規・応用問題という印象があります。つまり出題者が重要と思っていることが繰り返し出題されているので、効率的に要点を抑えることが可能なのです。
私が特に重要と思っているのは、「間違った問題はそのままにしない」ことです。
そんなの当たり前では?と思われるかもしれませんが…
問題を解く → 〇×をつける → 間違った問題の解説を読む
ここまでは、みなさんもされていると思います。
ここで私は
「解答が記載されているテキストのページ数と行を記載」
「間違った回数を”正”の字で記載」
をしています。
上の図のようにテキストのページ数と行を書いておくことで、再度インプットするときに注目して覚えることができます。 後は間違った回数を「正」の字で記載すると、自分の苦手がわかるので、試験前の見直しの時に役立ちます。
過去問の解説を読めばいいのでは?と思われるかもしれませんが、意外と過去問の解説は間違っていることも多いです。テキストの方が正しいので、正しく覚えるのと解説とテキストの内容が一致しているかも確認できます。
あまりお勧めはせんが…記憶の定着は無視して合格だけを考えるのなら、過去問を解きまくり”反射”で解答できるくらいまで暗記するのじゃ
過去問がない時はラバーダッキング ~知識の定着に強い~
過去問がない学校の定期テストや上司に「この分野を勉強しておけ」など、「上手くアウトプット」をすることができないときがあると思います。
この時は、「友人・知人・家族などに話してみて相手が理解できるか」がいいアウトプット法とされているのですが… 私のような陰キャのボッチにはハードルが高いです。
そのような時に、「いきのこれ!社畜ちゃん」という漫画でラバーダッキング法という方法を知りました。 ブラックIT企業の漫画ですが、クスッと笑えておススメです。
アヒルちゃんと話して解決?ラバーダック・デバッグ法を解説
Search Bank
ラバーダッキングの最大の効果は、「思考の整理」です。
インプットしたばかりの情報はゴチャゴチャしています。それを、おもちゃでもイマジナリーフレンドでも脳内彼氏彼女でも何でも構いませんので話してみるのです。
それらが返してくれる反応は一つ、「なんでそうなるの?」です。
その問いに答えていくうちに、情報が整理されて思考がまとまっていきます。
お爺CE「冬はインフルが流行りやすいのじゃ」 |
脳内友人「なんでそうなるの?」 |
お爺CE「冬は乾燥するからじゃ」 |
脳内友人「なんでそうなるの?」 etc… |
例えばこのような感じで会話をしてみて、覚えた内容がすべて言えたらOKです。
また、この方法にはもう一つメリットがあります。
それは
「無制限に知識を広げられる」
ことです。
先程の例だと、冬はインフルが流行る→乾燥するから→西高東低の気圧配置だから→シベリア高気圧の影響が強いから…など医学の話から地理の話まで覚えることができるのです。
このように理屈で覚えていくと、無制限に知識が広がり且つ記憶が定着します。何か一つのキーワードを聞けば、放射状に知識同士がつながるからです。
イメージは、野球の大谷翔平選手が取り組んでいた
マンダラチャートと似てるのぅ
オオタニサンのマンダラチャート
学校日本医科大学
ラバーダッキングの注意点としては、「誰かに見られると精神を病んでいる」と思われる可能性が高いので気を付けましょう。
最後に
今回は少し長くなってしまいましたが、私が現在使用している実践的な勉強方法について書かせてもらいました。
最初にも書きましたが、”今”の私にあっていて”未来”の私には合わない方法かもしれません。
今の時代、たくさんの勉強方法がネット上で紹介されています。自分に合うかも?と思ったらどんどん挑戦してほしいと思います。