本日は呼吸療法認定士の勉強についてじゃ
みなさん、無事に呼吸療法認定士の申込は済みましたか?
今回は一番みなさんが気になっている勉強についてお話ししようと思います。
注意点ですが、あくまでお爺CEの勉強法や考え方についての記載なので
自分に合わないと感じたらスルーしてください。
いつから勉強すればいいの?
みなさんが不安になる一番のポイントが「勉強期間」だと思います。
できるなら最小の努力で効率的に合格したい…と考えるのが普通だと思います。
私は、講習会テキストが自宅に届いてから勉強を始めました。
なので8月にテキストが届き、約3ヶ月間毎日勉強してたので…
勉強時間は70~80時間くらいだったと思います。
あくまでワシの勉強時間じゃからな
ですが、私は普段から業務で呼吸器を扱っていたことと、
7月に第1種衛生管理者の試験を受けて勉強方法を最適化していたので *申込編参照
これらがなければ100時間くらい勉強していたかもしれません。
過去問や予想問題集は必要?
呼吸療法認定士の過去問といえば、皆さん聞いたことがあると思いますが
有名なのは「青本」です。 発売はネットのみ数量限定で大体4月頃に発売されます。
*呼吸療法認定士予想問題集2024は 2024年4月4日に発売されています
他にも書店などでは、呼吸療法認定士に関する予想問題集なども多く販売されています。
私の考えとしては…
青本か予想問題集、どちらかはやったほうが良い です。
理由は、テキストだけだと知識をインプットしてもアウトプットする場がないからです。
試験に合格するためには、インプットした知識を正しくアウトプットしないと得点は伸びません。
テキストだけだと、どのように問題が出題されるのか?出題頻度の多い問題はどれか?
など全く見当がつかないです。
テキストを完全暗記できればいいのじゃが、天才以外は難しいわい
また、過去問・予想問題集は絶対に最新のもの(受験する年)を買いましょう。診療報酬の改定や誤解答が修正されている可能性もあります。
合格した先輩やメルカリなどから過去のテキストや青本、予想問題集を手に入れて早めに勉強しても良いのですが、傾向の確認ぐらいに留めておいたほうがいいです。
青本について
青本は過去10数年分の出題傾向を対策しているみたいです。
メリットは青本を繰り返し解けば合格できる!と豪語されてる方も多いです。
デメリットは、解説がひどく淡泊みたいです。
設問1 解答c
みたいな感じで詳しい解説がないことが多いとか…
さて、私の経験談ですが…青本は使っておりません!
青本の存在を知ったのは、11月の試験会場です。(笑)
やけに周りの受験生が青い冊子を持っていたので、隣の人に
「会場前で配っていたものですか?」と訊いたら
「えっ!青本ですよ!知らないんですか!?」と笑われました。
当時のワシは情弱で青本を知らんかったのじゃ
予想問題集について
私が合格者という現在の立場から、書店の予想問題集を眺めてみて
「こんなのが当時欲しかったな~」と感じたのが
アステッキ社の予想問題集です。
問題の解説がわかりやすいのはもちろんでしたが、
アプリと連動しておりスキマ時間でも学習できるという点です。
ついSNSを見てしまう時間を勉強に変えれるのじゃ
ちなみに私は予想問題集ではないのですが、日総研という会社の模擬試験に申込みました。
自宅に模擬試験が送られてくるので、問題を解いて送り返すという赤ペン先生みたいなものでした。
詳しい点数は忘れてしまいましたが、試験まで1カ月ぐらいの時に5割ぐらいしか正解しておらず焦っていた記憶があります。
ただ…私が使用した日総研は、2023年現在で呼吸療法認定士の問題集を作成していないみたいです。
勉強方法は?
正直な話、こればかりは正解がないと思っています。
理解力や勉強方法は千差万別なので、私の勉強方法をこちらに載せても合わない人がいると思います。
なので申込編の補足で書いている、違う試験や資格を受験して勉強方法を再確認or模索することをお勧めしています。
とは言っても、そんな時間がない人も多いじゃろう
なので、私の小手先テクニックを3つ紹介します。
※より詳しい勉強方法を書いた~環境編~・~実践編~もご覧ください。
1. 5秒で行動に移す
皆さんも経験があると思いますが、やりたくないことや面倒なことをしなければならない時、キリよく19時から始めようとか、このTVを見終わったら始めようと思ったことはありませんか?
そして大体、決めた時間になるとあと〇分後から~とか、ちょっと掃除をしてみたりして勉強せずに終わってしまう…
ハッキリと言います。
人間はそれが当たり前です!
意志が弱いとかそういう話ではなく、人間の脳は極力楽をして生きることが
本能としてインプットされているので仕方のないことなんです。
面倒なことをサッと始められるほうが珍しいのじゃ
そんな時、「あと〇分後から~」とかの言い訳を脳が思いつく時間が5秒以上かかるらしいです。
なので
勉強しなきゃな~と思った瞬間から頭の中で「1・2・3・4・5!」と数え、脳が言い訳を思い付く前に無理やり行動に移してしまうのです。
私はこの方法で先延ばしせずに勉強ができました。
2. 意地でも毎日勉強する
もう一つの小手先テクニックは、意地でも毎日勉強することです。
そんなの当たり前では?と思うかもしれませんが…
普通の人は毎日勉強することは地獄の苦しみです(笑)
仕事で疲れてものすごく眠い…嫌なことがあってイライラして勉強どころではない…
いろいろな理由で、「今日は勉強しないで明日がんばろう!」と考えがちです。
私は勉強しない日を作ってしまうと、「今日も疲れてるから明日やろう」と
どんどん先延ばししてしまいます。
3日坊主と同じ原理じゃな
3日勉強するだけでも偉いがのぅ
私は毎日勉強するといっても、時間は決めていませんでした。
ノッている時は2時間、3時間勉強できますが、やる気のない時は当然あります。
むしろ、やる気のない時がほとんどです(笑)
そんな時は、5分だけテキストを読むとかテキストを1ページだけ読むなど
ものすごく低い目標を立ててでも、勉強するという行為を継続しました。
一番やる気が起きない時は、章のタイトルだけ読んで終わってたわい
また、こんなことでも1週間ほど続けていると勉強をしないほうが気持ち悪いというか変な感じがしてくるようになりました。食事の時に「いただきます」「ごちそうさまでした」を言わない違和感みたいな感じです。
こうなると勝ちです。勉強が習慣、癖になっています。
某ハンターの少年も「クセになってんだ、音殺して歩くの」と言っとるわい
この状態だと、なぜか勉強が進みます。勉強の開始という最難関さえ突破できれば、不思議なほどスーッと勉強がはかどりました。
3. 自分の得意・不得意分野を把握すること
私は試験勉強を開始するとき、まずは1週間くらいでテキストを流し読みします。
ここでは一切理解しようとしてません。本当にただの流し読み、小説を読んでいる感覚です。
そこで、「この辺は時間割かなくていいな」とか「ここは時間かけて勉強しよう」と
自分の得意・不得意を大まかに把握して、試験の2週間前ぐらいに勉強が終わるよう逆算して予定を立てます。 なぜ2週間前?というのは予備日です。
私は、技士の国家試験で勉強した解剖生理学や呼吸器の基礎知識は大した勉強時間を必要としませんでした。逆に一番多くの勉強時間を要したのは、初見分野の薬物療法や呼吸リハビリテーションでした。
これをやると、勉強中の「終わりが見えない不安」が軽減できたのじゃ
最後に
今回は、呼吸療法認定士への道 ~勉強編~ということで書いてみました。
おそらく、みなさんが最も不安になるところで気になる部分だったと思います。
あくまでも私の主観であり、考えが合わない方もいらっしゃると思いますが、もしよければ、私の勉強方法を試していただけると嬉しいです。
もしかしたら、私が行っている別の勉強方法も備忘録に残すかもしれません。
呼吸療法認定士への道ということで、申込編、勉強編と書いてきましたが、次回は「試験当日編」となります。
みなさん、合格できるよう頑張ってください!
*補足
予定が確定した時点で予約をする
試験は東京で行われるので近隣の人は日帰りも可能ですが、私のように北海道などの遠方からだと飛行機や新幹線、ホテルなども予約しなければなりません。
私は講習会に参加したとき、テキストが届いてからホテルと飛行機を予約しようとしましたが、いい時間帯や近隣のホテルはほぼ全滅していました。
そのため試験の予約は、講習会終了後すぐにホテルと飛行機を確保しました。
しかし講習会受講が確定した段階だと、試験のある11月などは比較的予約しやすく早割などでお得なので、早めの行動をお勧めします。
ちなみにご存じの方も多いと思いますが、
・試験日まで余裕のある場合→ホテルと飛行機は別々に予約
・試験日まで余裕がない場合→ホテルと飛行機がセットになったパッケージプランを予約
がお得になりやすいです。
噂を信じない
当時の私は情弱だったので青本の存在すら知りませんでしたが、一応情報収集としてネットの掲示板などで過去の受験生の感想などを見ていました。
合格している現在の立場から結論を言うと
デマが多い
です。
私が見たのは、医師の国家試験と同じで禁忌問題(その一問を間違ってしまうと問答無用で不合格)があるとか、章ごとに6割以上正解しなくてはならないとかあった気がします。
冷静に考えれば、仮に禁忌問題があったとしたら合格率が60~70%もないでしょうし、ランダムで出題されるのに章ごとの正解率とか出題者側が集計するの大変すぎるとわかるのですが、当時の私はビビっていました。
今は私と同じような呼吸療法認定士のブログを書いている方も多くいますし、正しい情報も入手しやすいので、デマや噂を気にせずに勉強に励みましょう!